ランディングネット制作                                                                     

渓流釣行の最終日、ネットをなくしてしまった。ネットでネットを探すも(笑)、安くてエ〜もんが見つからない。
そんなんで自分で作ってみることに。
ネットで作り方を色々と調べる。まあ、分からんところはテキトーにいきます。
お金を掛けないと言うことが前提なんで、まずはそろらに転がっていたケヤキの枝を見つけてきて、電動カンナでグリップの削りだし。
10分ほどで3cmくらいの平板ができた。

次に型どりとして、画用紙で切り取った型をコンパネに移し、電動ノコで切り出す。



フレームは檜の単材があったのでこれを固定した丸鋸で2mmくらいに切り出す。長さは1.5mくらいです。
今回はとりあえず2本、グリップを取りました。フレーム内枠で30cmと25cmです。
切り取ったフレームは電動サンダーでヤスリ掛け。これがほんと楽です。



ついでにネットも編みました。糸はネットで仕入れたクレモナ糸の4号 オレンジ(100m 500円)です。
一緒にヒートン(直径6mm 2個 1個200円)、網具2本(1個 100円)もネットにて調達しました。
小はフレーム3本、大はフレーム5本とし、まとめてひもで縛り水につけておきます。
それをフレーム型の外枠に合わせていきます。あくまで型どりなので接着はしません。
フレームは交互に色を出すためにワインレッドのオイルステンを塗り込みました。

いよいよフレームの接着です。小は型どおりに1枚ずつ接着しました。しかし、型のデコボコのままの形状となったので、
大の方は型を使わずに適当に丸みをつけていきました。
下の真ん中のものが3枚フレームの接着完了です。さあ、後はとにかく削るのみ!
最初はハンディータイプのヤスリ当てを使っていたんですが、とにかく時間が掛かる。
そんなんで、電動で削ったらあっちゅうま!それも仕上がりが綺麗!
フレームの丸みを出すのに苦労しました。
サンドペーパーは順に#60、#120、#320、#600と使い分けました。
そしてフレームの外側に彫刻刀で2mmほどの溝を掘り、電動ドリルで1.5mmの穴を開けていきました。
穴の毛羽立ちはハンディードリルにてサイディングしました。こんな小道具がけっこう重宝します。
同時にネットも完成です。小は40目、大は50目としました。こいつには時間が掛かった〜。

ワンポイントとして「Hiruboo」の文字をハンダゴテで焼き入れました。
そして、いよいよ塗装です。ウレタン製の油性ニスをペイント薄め液で薄め、フレームの穴まで浸透するようたっぷりと塗り込みました。

ニスは10回塗り込みました。最後は車用のコンパウンドワックスを塗って塗装完成。
そして編み込んだネットは取り付けてとうとう完成!